「年齢を重ねても、自分の家で安心して暮らし続けたい」
そんな願いを叶えるための1つの手段として、住宅の「バリアフリー化」が挙げられます。

でも、実際のところ「何から始めればいいの？」、「どんな準備が必要なの？」といった声を耳にするのも事実です。

そこで今回は、「バリアフリーリフォーム入門」ということで、リフォームの進め方についてご紹介します。

生活のなかの「困った」に目を向ける

バリアフリーリフォームで最も大切なのが、家族の生活スタイルに合わせた改修を行うことです。

たとえば、玄関土間と玄関ホールの間にある段差でつまずきそうになる機会が増えた場合は、段差を緩やかにするバリアフリー工事を行うことで、その悩みが解決できるかもしれません。さらに、手すりを取り付けることで、買い物帰りなど荷物を持っているときでも、安心して上り下りができるようになります。

小さな不便も見逃さず、家族で話し合ってみることが、納得できるリフォームの第一歩となるでしょう。

将来を見据えた「ゆとりある」計画を

バリアフリー化は、一度にすべてを行う必要はありません。
例えば、今年は玄関周り、来年はトイレ……といったように、優先順位をつけて少しずつ進めていく方法もあります。

このように段階的にリフォームを進めることで、その時々の必要性に応じた適切な改修が可能となります。
また、工事期間中の生活への影響も最小限に抑えられるため、通常の暮らしを続けながらリフォームを進めたい方にもおすすめです。

まずは専門家に相談することから

バリアフリー化は決して特別なことではありません。
最近の住宅リフォームでは、デザイン性と機能性を両立させた商品も増えており、すっきりとした見た目で必要な機能を確保できます。

毎日の生活の中で少し気になることがあれば、それがリフォームを考えるきっかけになるかもしれません。
まずは専門家に相談することで、自分の家に合ったプランを考えてみませんか？
ぜひ私たちと一緒に、理想の住まいづくりを進めていきましょう。