ゴールデンウィーク中に考える!実家のリフォームで両親の暮らしを快適に

ゴールデンウィーク期間中、久しぶりに実家で過ごしたという方も多いのではないでしょうか。
両親との楽しい時間を過ごす中で、階段の上り下りが以前より大変そうだったり、家の老朽化が気になったりと、「両親のこれからの生活」について真剣に考えた方も、少なくないのではないかと思います。
そこで今回は、大切な両親の快適な暮らしをサポートする実家のリフォームについてお話しします。
バリアフリーリフォーム

独立行政法人国民生活センターの調査によると、高齢者の事故の約80%が住宅内で発生しており、そのうち約20%が「転倒」によるものとされています。[※1]
転倒の原因となる段差をなくすなど、暮らす方が不自由なく安全に過ごせることを目的としたリフォームのことを、「バリアフリーリフォーム」と言います。
手すりを設置するといった比較的簡単なリフォームから、床材や間取り、住宅設備の変更など大規模なリフォームまで必要に応じて工事内容が変わります。
住宅の中でバリアフリーリフォームを行うことが多い場所としては、以下のような場所が挙げられます。
・玄関:10cm以上の段差があれば、踏み台や緩やかなスロープを設置する
・浴室の出入り口:浴室と脱衣所の床の高さを揃える
・トイレ:立ち座りをサポートする手すりを設置する
その他に、玄関からアプローチに向けての段差解消や手すりの取り付けなど、家の中だけでなく外で使われることも多くなっています。
バリアフリーリフォームを行う場合、減税制度や補助金を活用することで負担額を減らすことができますので、ぜひご相談ください。
※1 医療機関ネットワーク事業からみた家庭内事故-高齢者編- 独立行政法人国民生活センター
https://classe-home.jp/wp-content/uploads/2017/08/%E2%97%8F%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85%E3%81%AE%E4%BA%8B%E6%95%85%E7%8E%87.pdf
断熱リフォーム

皆さんは「ヒートショック」という言葉をご存知でしょうか?
ヒートショックとは、室内での急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、心臓や血管に負担がかかり、健康被害を引き起こす現象のことです。
特に冬場、暖房の効いた部屋から寒い浴室やトイレなどに移動した際に起こりやすく、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす可能性があります。
こうしたヒートショックのリスクを軽減することができるのが、「断熱リフォーム」です。
住宅の壁、床、天井、窓などを断熱性能の高いものに交換・改修し、外気温の影響を小さくすることで家全体の温度差を減らし、ヒートショックや熱中症のリスクを軽減する効果が期待できます。
両親の自立を支える住環境づくり
リフォームの最終目標は、両親がいつまでも自分らしく、安全に、快適に暮らせる環境を作ることにあります。
それは単なる「便利さ」だけでなく、「自立した生活を長く続けられるための基盤づくり」と言い換えることができるかもしれません。
ゴールデンウィークの帰省は、そんな両親の暮らしを見つめ直す絶好の機会だったのではないでしょうか。
両親の健康と安全を考慮したリフォームをお考えの場合は、専門家としての知識と経験を活かし、最適なご提案をいたします。
ぜひお気軽にご相談ください。
https://takemurakoumuten.net/contact/